格言 - 酒を飲まざる人間からは・・・ byキケロ

酒を飲まざる人間からは思慮分別は期待されず

マルクス・トゥリウス・キケロ

 

キケロ古代ローマの政治家です。

 

この時代において、政治家はイコール軍人でもあり、

軍を率いる能力が劣っている人は、

執政官等の重職につくことはできませんでした。

 

が、キケロは、軍での功績ではなく、

弁護士や文人として名を上げ、

自らを「トーガの執政官」と称していた人です。

 

 

このキケロカエサルによって、

ラテン文学は完成されます。

 

 

そのキケロによる格言?ですが、

格言というよりジョークに近いものなのかもしれません。

 

 

古代ローマにおいて、

お酒とはぶどう酒です。

 

ぶどう酒はワインとはことなり、

水やお湯で割って飲みます。

 

が、もちろん割らずに飲むこともできます。

古代ローマにおける飲ん兵衛は、

ぶどう酒をストレートで飲む人のことです。