【日本酒】義侠純米原酒70%特別共生会 山忠本家酒造@愛知県 男気あふれる日本酒

こんにちは、やまぐちです。

 

この記事を開いて頂き、ありがとうございます。

 

先日飲んだ義侠という日本酒をご紹介いたします。

 

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目次

 

義侠純米原酒70%特別共生会はどんな日本酒?

義侠らしく、お米の旨味がしっかり感じられる日本酒ですが、精米歩合も7割と義侠の中ではあまり磨いていない日本酒のため、よりお米の旨味をよりしっかりと感じられる日本酒です。

お米の旨味と酸のバランスが絶妙で美味しかったです。

 

最近トレンドの香り豊かな日本酒とは異なり、ある意味昔ながらの男酒のような印象の日本酒です。

 

正直に書くと、飲み手を選ぶ日本酒だと思います。

が、1杯飲んでみる価値は、十分にある日本酒だと思います。

 

義侠はどこの日本酒?

義侠は、愛知県山忠本家酒造さんが造る日本酒でございます。

創業は、江戸時代中期頃です。

 

男気あふれる日本酒とは?

さて、タイトルに「男気あふれる日本酒」と書きましたが、その男気はこの義侠という銘柄の由来にあります。

明治時代に酒の値段が急騰した時に山忠本家酒造さんは、採算を度外視して安値のまま販売店に提供し続けました。

このことで、販売店から送られた名が「義侠」でございました。

 

山忠本家酒造さんの特徴

義侠の名前の由来からも分かる通り、山忠本家酒造さんはかなりこだわりが強い酒蔵さんです。

 

そのことを示すエピソードとして、昭和50年代に次々と金賞を獲得するなか、金賞狙いをやめ、よりこだわった日本酒を造るために、大きく石高(使用する酒米の量、つまり造る日本酒の量)を減らしました。

 

余談ですが、品評会に出品する日本酒は、基本的に金賞を狙って特別に造ったものを出品することがほとんどです。

 

また、酒米山田錦でも特A地区である兵庫県東条町産を使います。

さらに、この酒米もただ購入するのではなく、蔵元自ら産地農家へ赴き、品質向上に努めています。

 

味も酒蔵も男気にあふれ、美味しい日本酒ですので、お見かけしたら、是非ご賞味ください。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。